オリジナルウェアファクトリー「オリウエ」はウェアプリントを得意とする広島市中区の印刷屋さんです。どんなふうに出来上がるのか不安…、生地の厚みを知りたい…、初めて頼むから頼み方から教えてほしい。そんなご不安を解消すべく、工場の一角に新しく打ち合わせスペースを用意し、来てくださったお客さまとコミュニケーションをとりながら印刷のお仕事をするのを楽しみに待っている「会いにいける印刷屋さん」です。
オリウエはシルクスクリーン印刷とガーメント(布類)印刷を得意としており、ウェアの印刷の比率が全体の大多数を占めております。
シルクスクリーン印刷はシルク印刷とも呼ばれます。これはかつて、印刷の版が絹(シルク)で作られていたことが由来です。
版のデザイン部分にはシルクの絹目のような大小の穴が空いており、その穴の上からインクを乗せるとデザイン部のみにインクが浸透する仕組みで印刷されます。
40代以上の方だと「昔のプリントごっこと同じ仕組み」と言えばわかりやすいでしょうか。なお、複数色を使用したい場合は版が複数必要となります。
また曲面への印刷も可能なため、スープカップなどにも印刷することができます。
シルクスクリーン印刷のメリットをまとめると以下のとおりです。
- 色鮮やかに印刷される
- 厚みを持たせることができる
- 曲面への印刷も可能
- 転写式の印刷ではできなかったゴールド、シルバー、メタリックの色をのせることができる
- 太陽・風雨・温度変化に強く、色あせしにくい
- 紙や布以外に、ガラス、金属、プラスチックなどへも印刷が可能
オリウエには「版」を作らずに、パソコンから直接データを送って印刷できるガーメントプリンター(garment=衣類)があります。フルカラーの写真やグラデーションなどの複雑な色合いであっても綺麗に印刷することができます。
ガーメントプリンターを使えば、オリジナルデザインのTシャツやタオルを1枚から作ることができます。
シルクスクリーンは上記のとおり数々のメリットがあるのですが、1色ごとに「版」を作る必要があるため、色数が増えれば増えるほど「版」の数が多くなり、料金も高くなってしまうデメリットがありました。
ガーメントプリンターは「版」を作ることなく、何色でも使うこととができます。紙にプリントする感覚で布類に出力できることが最大のメリットです。
なお、オリウエのガーメントプリンターは濃い色合いの布にも印刷はできますが、白もしくは色の薄い布に印刷をすると、よりきれいな発色をする特徴を持ったプリンターです。
思い出の写真、手描きの絵、ご自身で書かれた書の他、もちろんIllustrator・Photoshop・PDFなどのデータ以外にWORD・EXCEL・POWERPOINTなどでもOKです。まずはご相談ください。データはファイル便での送付のほか、USBメモリでの持ち込みもOKです。